そうだ!たとえば俺が一等星なら、君は俺だけを見て、俺に恋をして、俺も君だけを見て、君に恋をして、2人はただただ愛し合って、それだけでとても幸せで。
そしてきっと、生まれ変わっても互いを愛し合ったりとか、そんなことができたりするんだ!




って、俺が結局二等星のように微妙な輝きなのは変わらないんだけど。
それでもやっぱり、俺は君が好きだから!そう在りたい、と願わずにはいられないわけで。
だけど君は俺じゃない誰かに、目を奪われてるから。ううん、分かってる。一等星のような人に目を奪われてるんだと。
嫌な偽者の夏の大三角だ。…お互い報われないというのに。

(だから俺は、君と幸せになりたい)(こっちを向けばすぐにでも、)




「俺と幸せ、になれるっつーのに」




だからほら!こっちを向いてよ、愛しい君よ。




超えられない等星。

(ああ、君の哀しい顔は見たくない!)(ほら、僕の前では笑って)










20081121(しりあすあかや!)